1769-L30ERMS モジュールの主な機能をいくつか示します。

プロセッサ: 1769-L30ERMS モジュールには、制御タスクの実行や複雑なラダー ロジック プログラムの実行に高速パフォーマンスを提供する強力なプロセッサが搭載されています。

メモリ: プログラムの保存とデータ処理用に大容量のメモリを備えています。通常、1 MB のユーザー メモリが付属しており、オプションのメモリ モジュールを使用して拡張できます。

通信: このモジュールは、イーサネット/IP、USB、シリアル通信ポートなどのさまざまな通信オプションをサポートしています。これにより、ヒューマン マシン インターフェイス (HMI)、リモート I/O モジュール、その他のコントローラーなどの他のデバイスとの接続が可能になります。

Safety Integrated: モジュール名の「S」は、統合された安全機能が含まれていることを示します。これにより、モジュールは安全関連のタスクを処理し、安全装置と対話できるようになり、オートメーション システム全体の安全性が確保されます。

統合 I/O: このモジュールには、デジタル入出力、アナログ入出力、モーション制御機能などの I/O 機能が組み込まれています。また、CompactLogix プラットフォーム内の追加 I/O モジュールによる拡張もサポートします。

プログラミング: 1769-L30ERMS モジュールは、ロックウェル・オートメーションの RSLogix 5000 ソフトウェアを使用してプログラムされており、ラダー ロジック プログラムの作成、編集、デバッグに使いやすい環境を提供します。